さて、開店準備に本格的に取り掛かったのは2月に入ってからであったが、この1ヶ月で受け取った名刺が30を超えた。飲食店を開店することを聞きつけた業者が、商品なりサービスなりを売り込みにやってくるのだ。
さすがに30人もの営業マンと出会うと【しかも短期間で】色んな人がいて、すごく面白い。
自分自身、営業という職種とは無縁な生活を送ってきたが、営業マンについて思うところがある。
まず、タイプ1
「うちはこんな商品を扱っています。いかがでしょうか?」
といきなり商品を放り込んでくるタイプ。
正直、これだけで話を聞く気が少しなくなってしまう。商品を売りたいのは分かる、でもどんな人かもわからない人から、お店で扱うものを買えますか、、、と。
タイプ2
名刺だけ渡して、商品の話もせずにすぐに帰ってしまうタイプ。
商品の説明もないので、名刺はお蔵入りになってしまう。
タイプ3
「まだ、お若いですよね?独立ですか?雇われですか?」
商品の話は置いといて、プライベートなことから聞いてくるタイプ。
正直、大好き。さらに、聞くだけでなくて、営業マンが自分自身のことをさらけ出して話してくれるとなおよし(笑)
やっぱりじっくり話ができる人は、信頼がおけて、買った商品のアフターフォローや、そのほかのお得な情報を教えてくれる可能性があるからだ。
名刺をもらった約30人のなかで、ずば抜けて懐に飛び込むのがうまい営業マンがいた。
第一声「コーヒー好きですか?コーヒー飲みに行きません?」
正直、新手のナンパかと思った(笑)【注:営業マンは男性でした。
もうそこからは、営業マンの熱意がすごく伝わってきましたね。
最後には「僕は広告代理店で働いてたこともあって、集客に関しての知識も少しあります。そして、嫁さんは飲食店を経営しています。だから、お店をされる上で様々な事を伝えることができると思うんです。うちの会社とではなく、私個人とお付き合いすると考えて契約しませんか。」
と言われました。
正直、どんな営業文句よりパンチの効いた一言だと思った。
もちろん契約しましたよ。絶対価値のある契約だと感じたから。
それと同時に、営業マンの偉大さと、自分には務まらないだろうなと感じたんですがね、、、。
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